@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010841, author = {横山, 真貴子 and 鎌田, 大雅 and 松本, 知子}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {保育・幼児教育の変革期にあって、今「保育の質」が問われている。本研究では「保育の質」の重要性を大宮(2013)に沿って概観した後、「質」の向上のための1つの試みとして、子どもの育ちを捉える記録に着目した。具体的には、幼稚園2年保育4歳児1年間の子どもの姿を「その子の視点」(大宮, 2011)から記録し、その事例を保育者と協議し、教育課程を再編成する観点を検討した。その結果、「子どもの視点」から捉えた4歳児の姿は、同じ活動をしていてもその活動は1人ひとり異なる意味をもち、1人ひとりが集団の中で「わたし」と出会い育ちながら、「個と個のつながり」を深め「クラスのつながり」を築いていく過程が共有された。一方で、保育者はそうした子どもの育ちを支える行事、保育内容を重視しており、教育課程を再編成していく際には、保育内容との関連を考えながら、「個」「個と個」「集団」といった3つの観点から子どもの育ちを捉えていくことが、保育の質の向上につながると考察された。}, pages = {45--56}, title = {保育における4歳児の育ち-1年間の保育記録を保育の質の向上につなぐ試み-}, volume = {1}, year = {2015} }