@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010845, author = {大西, 貴子 and 武藤, 葉子 and 岩坂, 英巳}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、発達障害支援の一環として広く行われているペアレント・トレーニング・プログラム(PT)を、未診断の多い就学前の発達障害児やその疑いのある子どもたちを指導する保育者に応用し、その効果を検証した。Barkley(1987)1)とWhitham(1991)2)を元にしたADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder: 注意欠如多動症)用のPTを短縮改訂し、全5回のティーチャー・トレーニング・プログラム(TT)を作成して、A市内の保育者を対象に半年間に渡って実施した。これまでの3か年に参加した計23名の保育者・対象児への効果を評価尺度で検討したところ、保育者の自己効力感が向上し、子どもの問題行動には改善が見られた。さらに、事後の感想やインタビューの内容から、保育者と子ども間で膠着した悪循環の関係性が改善し、子どもとの距離が近づいたり、子どもの行動がより理解できるようになること、また同一園で複数名が受講した連続介入群では、より効果的な実施が可能となることが示唆された。今後はデータの蓄積とより詳細な効果の検討、子どものタイプに応じたプログラムの改良、園全体での継続的、組織的な導入を課題として引き続き進めていきたい。}, pages = {83--90}, title = {ティーチャー・トレーニング・プログラムによる保育者支援に関する研究 第一報~評価尺度の分析を中心に~}, volume = {1}, year = {2015} }