@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010848, author = {芦田, 風馬 and 竹内, 晋平}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {造形活動において、幼児が他者に自身の表現を見せる場面での発話は頻繁に観察される。本研究では、この見せる発話がもつ機能に着目し,その様態を明らかにすることを目的とした。具体的には、5歳児を対象とした観察調査を通して、粘土の造形活動における見せる発話の収集を行った。その後、見せる発話を4つの機能(注目を求める発話、反応を求める発話、共感を求める発話、承認・賞賛を求める発話)に分類した上で、3つの事例について発話が行われた状況と文脈に留意して詳細な分析を行った。その結果、1.多くの幼児が身体的行為を伴って、見せる発話を行っていたという点、2.見せる発話の機能として注目を求める発話の割合が他と比較すると大きい点、3.見せる発話が状況とともに変化していく点、4.「見せる宛先」を入念に探索する手続きには「自身が見せたい相手を見つける」「相手が見ることができる状況にあることを把握する」という2つの機能が含まれている点、という4点の傾向が認められた。}, pages = {107--115}, title = {粘土の造形活動における幼児の見せる発話 I-発話の状況とその機能に着目して-}, volume = {1}, year = {2015} }