@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010849, author = {高田, 俊也 and 大西, 隆博}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、連続馬跳びによる集団演技の実践を通して、教師と子どもや子ども相互の人間関係を生み出し、社会的行動目標の学習成果獲得が可能かどうか検討した。その結果、単元開始前に把握された「学級がうまく機能しない状況」から、教師と子どもや子ども相互の望ましい人間関係が顕れるまでになり、望ましい人間関係が築けたか否かの判断の規準となる運動有能感や学習成果としての体育授業評価の結果が向上した。つまり、集団連続馬跳びの実践を通して、教師と子どもや子ども同士の人間関係を築き、社会的行動目標の達成が可能となることが明らかとなった。しかし、本実践の活動場面での成果とそれ以外の活動場面での成果、換言すると「学級がうまく機能しない状況」に陥った教師の指導と比較的良好な関係の教師の指導と、指導者の相違によって子どもたちの様子が変化することは、この集団連続馬跳びの実践だけで解決できないものであり、「学級がうまく機能しない状況」に陥った教師と子どもの関係改善のためにはその指導についても今後は検討を加える必要が示唆された。}, pages = {117--126}, title = {集団連続馬跳びを用いた実践における社会的行動目標達成に着目した事例的研究}, volume = {1}, year = {2015} }