@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010855, author = {下村, 岳人 and 近藤, 裕}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、空間図形の見取図から、形や構成要素の特徴等を的確に把握する力(見取図を読む力)を育成する授業について追究するものである。本研究では、小学4年生を対象に、子どもの「見取図を読む力」を育成するための、次のような特徴を持つ授業を事例的に開発した。・プレテストで把握した子どもの判断のばらつきを、授業の導入で示すことで、各自の思考を揺さぶる。・各自が、立方体の模型を手にして自由に働きかけ、見取図と見比べながら考える。・「実測に基づく考え方」と「図形の性質に基づく考え方」とを表出させ、子どもたちが議論する。等問題としてはシンプルな立方体の見取図の基本的な読み取りの内容であるが、この授業が、「立体のもつ性質のうち、見取図上で保たれないものがあること」等を子どもたちに認識させる上で大きな効果があることが、プレ・ポストテストの正答率の比較や子どもの活動の分析をもとにした検証により明らかになった。}, pages = {173--182}, title = {見取図を読む力の育成に関する実証的研究-立方体の見取図から辺や角の大きさの関係を読み取る授業-}, volume = {1}, year = {2015} }