@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00010892, author = {竹内, 晋平 and 芦田, 風馬}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、前報での未解明の点に着目し、見せる発話の発生機序にはどのような経路が存在するのか、そして幼児が粘土操作を行うことと見せる発話に至る経路との関わりはどのようなものなのかを明らかにすることを目的としている。この目的に基づき、筆者らは前報における保育実践(粘土造形)の再検討を通して、見せる発話の発生機序を予備的に提示し、〔解決的経路〕の存在を指摘した。予備的提示を受けて、再び保育実践の観察調査とそのエピソードの分析を行った結果、〔解決的経路〕を確認するとともに、見せる発話と粘土操作との間を結ぶ〔往還的経路〕が存在することが示され、この〔往還的経路〕を経て粘土操作を繰り返すことによって、幼児の見せる意思は〔熟慮化〕する可能性があることが示唆された。一方で、複数の幼児が共同で粘土操作を行う場合には、見せる発話の頻度が顕著に低くなることが確認されたが、その発生機序の解明には至らなかった。}, pages = {67--75}, title = {粘土の造形活動における幼児の見せる発話 Ⅱ-その発生機序に関する検討を中心に-}, volume = {2}, year = {2016} }