@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011111, author = {中井, 隆司 and 澤田, あかね}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は、小学校教師が自らの体育実践に対する取り組みを診断・改善することで教師として自己成長するために必要なポイントを自己診断するための構造を明らかにするとともに、その結果に基づいて実用性のある簡便な「自己診断表」を作成しようとした。内容的、理論的妥当性を満足するよう、文献及び香川県内の現職の小学校教師50名を対象に行った自由記述をもとに、十分なブレーンストーミングのもと、KJ法を用いて3次元61項目から構成される予備的調査表を作成し、現職の小学校教師405 名に適用した。 3次元61項からなる予備的調査表の妥当性を現職教師の5段階の選択肢に基づいて判定した結果、すべての項目において肯定的な判定が示され、項目分析においても、すべての項目で有意差が認められたことから、各項目の内容的妥当性が確認できた。また、α=.96を得た。探索的因子分析においては、「授業創造力」「授業実践力」「自己成長意欲」という3因子を解釈し、すべての因子においてα=.89以上の高い値が得られたことから、概念的妥当性及び信頼性が確認できた。調査表の簡便化をはかるため、各因子を代表する5項目×3因子=15項目から構成される自己診断表を構成したところ、先と同様の因子構造を得、また、α=.84及び各因子はα=.72以上であった。}, pages = {31--40}, title = {小学校体育授業への取り組みに対する自己診断表作成の試み -反省的実践家として自己成長できる教師を目指して-}, volume = {16}, year = {2007} }