@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011114, author = {横山, 真貴子 and 上野, 由利子 and 木村, 公美 and 原田, 真智子}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、家庭での絵本体験をふまえた保育実践を行うために、園児の家庭での絵本とのかかわりを明らかにすることである。そのため研究1では、4歳児の母親40人を対象に質問紙調査を行い、「子どもの絵本好意度」「読み聞かせ頻度」「保育年数」「母親の読書活動」の4点から園児の家庭での絵本体験を明らかにした。研究2では、3年保育児の母親15人に同一の質問紙調査を3歳と4歳時点の2回行い、3~4歳にかけての家庭での絵本体験の変化を検討した。2つの研究の主な結果は、以下の4点にまとめられる。①園での絵本体験が、家庭で読む絵本に大きく影響していた。家庭で読む絵本は、園を介したものが多くなっていた。②母親が期待する園での絵本とのかかわりは、多様で友だちの存在を生かした物語体験であった。③子どもの絵本好意度が高く、読み聞かせ頻度が高いほど、また母親の読書活動が盛んなほど、園児の家庭での絵本とのかかわりも頻繁かつ活発であった。④3,4歳の縦断比較では、子どもの絵本好意度は変化しないものの、絵本とふれあう機会や時間は減少していた。絵本の楽しみ方は、4歳になるとより物語の筋の展開に重点がおかれていた。}, pages = {49--58}, title = {4歳児の家庭における絵本体験の特徴 -幼稚園での絵本体験の影響をふまえての分析-}, volume = {16}, year = {2007} }