@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011407, author = {杉村, 健 and 矢倉, 克悦}, journal = {奈良教育大学教育研究所紀要}, month = {Mar}, note = {小学2年生,4年生,6年生それぞれ4学級ずつについて,絵と語の再認記憶を発達的に研究した。各学年に,記銘が絵で再認が絵の絵―絵群,記銘が絵で再認が語の絵―語群,記銘が語で再認が語の語―語群,および記銘が語で再認が絵の語―絵群の4群が作られた。主な結果は次の通りであった。(1)絵で記銘したものは語で記銘したものよりも再認の成績が良い。(2)記銘と再認の呈示様式が同じである絵―絵群と語―語群では,どの学年もほぼ同じ成績である。(3)呈示様式が異なる絵―語群と語―絵群の成績は,学年が進むにつれて良くなる。(4)絵―絵群と絵―語群の差は2年生で有意であり,語―語群と語―絵群の差は2年生と4年生で有意である。以上の結果について,二重符号化仮説,弁別性仮説,および刺激般化仮説の立場から考察し,最後に,発達的な相違の解釈として,低学年の子どもほど絵を絵そのものとして,また語を語そのものとして符号化する傾向があり,学年が進むにつれて,絵は絵+語として,語は語+絵として符号化されるようになるという考えを提出した。, へき地教育研究室報告特集5}, pages = {65--70}, title = {絵と語の再認記憶における発達的研究}, volume = {11}, year = {1975} }