@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011408, author = {奥, 忍 and 安田, 香}, journal = {奈良教育大学教育研究所紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は小学校の鑑賞教材について児童と教師を対象にアンケート調査を行い,その結果を基に,教材の持つ問題点を明らかにしようとしたものである。主な結果は次の通りである。1. 歌唱教材に比して児童の支持を多く得ている鑑賞教材の中で,絶対音楽教材と日本音楽教材は概して好まれない。2. 教材の中で絶対音楽の占める割合は極めて低く,特に低学年では選曲が標題音楽,実用音楽に偏っている。このことが,高学年児童にとって学校での鑑賞が少しつまらなくなることと密接な関連がある。3. 日本音楽についても教材の中で占める割合は極めて低い。しかもわらべうたと筝曲に限られている。それらの曲のイメージは多くの児童に定着しているものの,拒否反応の傾向が強い。この点が西洋の人気を博さない曲との相違点である。歌唱教材と関連する教材は好む児童が多いことからも他分野の教材をも含めて接触頻度が少ないことに最大の問題が存する。, へき地教育研究室報告特集5}, pages = {97--108}, title = {小学校の鑑賞教材について}, volume = {11}, year = {1975} }