@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011409, author = {太田, 静樹 and 林, 信二郎}, journal = {奈良教育大学教育研究所紀要}, month = {Mar}, note = {へき地校の児童を対象とし,テレビ視聴能力のうちの記憶,内容の理解,テロップの読みとり,映像表現法の理解,感情・感動的側面をとりあげ,科学番組について調査した。(1)現代の児童は都市,へき地を問わずテレビとともに過ごす時間が多くなっている。そのことの現われでもあると考えられるが,調査した視聴能力の諸側面に関する限り,全体的にみて高い結果が得られている。しかし,このことだけから現代の児童は高い視聴能力を備えているということはできない。調査対象の数が限られているということ,提示した課題の程度が適当なものであったかということの検討を含めて,さらに調査を進めていかなければならない。(2)学年的発達では,部分的には若干の差は見られたが,全体としては明確な結果が得られなかった。これは広い年齢層を対象とした番組制作意図によるものと,さらには視聴経験を通しての学習は,3年生から5年生までの巾では年齢的発達をこえた効果がみられるということであろう。しかし,映像表現法の理解では学年的発達による差が見られており,このことは,その表現法が発達段階に応じたものでない場合,たんに内容の理解が困難になるということにとどまらず,誤解を生む危険性が十分にあることを示唆しているものである。, へき地教育研究室報告特集5}, pages = {115--130}, title = {へき地児童のテレビ視聴能力に関する研究}, volume = {11}, year = {1975} }