@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011883, author = {宇田, 秀士}, journal = {教育実践開発研究センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、現行の文部科学省小学校学習指導要領図画工作科における「造形遊び」に通ずる「遊び」を活かした美術教育実践の系譜を探ろうとするものである。その第一報として、大阪の美術教育実践者であり、研究者であった乾 一雄を取り上げた。乾は、小学校教諭、教育委員会指導主事、小学校長、大学教員などの経歴の中で、民間教育研究団体である大阪児童美術研究会の主要メンバーとして教育実践を行ないながら美術教育の授業構想を示した。乾の構想は、同研究会の初期の構想であった「一本線」描法に刺激をうけて醸成されたが、彼の示した< 「遊び」の原理にもとづく造形表現実現の過程>は、「自主、集中、継続」によって支えられており、大阪を中心とした教育現場に大きな影響を及ぼした。この<造形表現実現の過程>は、現代の学習理論にも通じる造形学習過程モデルとなっており、「遊び」を活かした美術教育の礎の一つになっていることを確認した。}, pages = {35--43}, title = {「遊び」を活かした美術教育実践の構想(1)-乾一雄の美術教育の構想-}, volume = {22}, year = {2013} }