@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00011918, author = {中澤, 静男 and 新宮, 済}, journal = {教育実践開発研究センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {陸前高田市小友町の常膳寺で文化遺産調査を行ったところ、観音堂に安置されている薬師如来立像の胎内に墨書があることがわかり、さらに製作年と大願主及川庄兵衛という名前から、中吉丸の漂流事件と関係があるのではないかと予想された。天保十年11月15日に6名の乗組員を乗せて小友浦を出帆した中吉丸は、35日間の漂流の末、30名ほどの島民が住む島に漂着した。言葉は通じなかったが、親切な島民たちに助けられ二か月ほど暮らした後に、全員無事に帰国する。この中吉丸が漂着した島が小笠原諸島父島であった。本稿では、薬師如来立像と中吉丸、小笠原村を結ぶ地域の歴史を通して、地域を大切にする心を養い、持続可能な発展に関する価値観のひとつである人と人のつながりについて学ぶことを目的に、総合的な学習の時間におけるESD教材の開発に取り組んだ。}, pages = {291--295}, title = {陸前高田市文化遺産調査におけるESD教材開発(1)-中吉丸がつなぐ小友町と小笠原諸島-}, volume = {22}, year = {2013} }