@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012083, author = {高橋, 豪仁 and 久米田, 恵}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {学校の運動部活動の問題の一つとして、体罰がある。本研究では、奈良教育大学の学生を対象(n=278,有効回答262)に質問紙調査を実施し、中学・高校の運動部活動を想起するやり方で、体罰についての実態を明らかにするとともに、彼ら、彼女らの体罰についての是非の意識が何によって規定されるのかを検討した。学校運動部経験者204人の内、体罰を経験したことのある者は52人(約25%)だった。体罰の是非の意識に関連する項目として、性別、学校運動部活動への所属経験、体罰経験、競技レベル、所属する学校運動部活動のスポーツのタイプの5つについて検討した。その結果、体罰の是非の意識に関連する項目は、性別と体罰経験だった。男子学生の方が女子学生よりも体罰が「必要である」と答える割合が大きかった。また、体罰を経験したことがある者は、体罰を「必要である」 「良いことである」と肯定的に捉える傾向が強いことが明らかとなり、体罰経験が体罰を再生産する可能性が示唆された。}, pages = {161--170}, title = {学校運動部活動における体罰に関する調査研究}, volume = {17}, year = {2008} }