@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012570, author = {中澤, 静男 and 土海, 稚奈 and 英, 優美 and 二階堂, 泰樹}, journal = {教育実践開発研究センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {昨年に引き続き①文化遺産調査、②文化遺産の教材化、③防災教育の3つを目的に陸前高田市文化遺産調査を実施した。市庁舎を含む市街地中心部全域が被災した陸前高田市では、震災復興の真っ直中にあった。近隣の山を掘削して山上に平地を造成しての街全体の高台移転、2倍以上に高さを上げた防潮堤の建造などの土木工事といったハード面の復興が本格化している。本調査においては、被災地の見学だけでなく、仮設住宅や市立小学校での教員への聞き取り等のソフト面に関する調査を行った。その結果、学校においては東日本大震災を教訓に防災マニュアルの改訂が行うといった進歩が見られる一方で、仮設住宅では生活の落ち着きと共に、被災者の生き方に関する新たな課題も明らかになってきた。本稿ではこれらの調査結果をもとに、特に③防災教育に焦点化し、事前の危機管理(備える)と発生時の危機管理(命を守る)、事後の危機管理(立て直す)の3つの段階について陸前高田市の取り組みに考察を加え、その意義を明らかにした。さらに各地域で備えなければならない多様な自然災害に対するソフト面の備えである防災教育について、ESDで育てたい価値観にも留意した学習活動案を提示した。}, pages = {163--168}, title = {陸前高田市文化遺産調査におけるESD教材開発(3)-ESDとしての防災教育-}, volume = {23}, year = {2014} }