@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012623, author = {岩本, 廣美}, journal = {奈良教育大学自然環境教育センター紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、小学校社会科5学年における農業学習の意義を、米作り(稲作と同義)を中心に検討したものである。結果の概要は次のとおりである。1) 農業には、食料生産や自然環境との関わりばかりでなく多様な側面があり、社会科教科書ではそれを反映した記述が見られる。2)米作りは、日本の農業の中で重要な位置にあり、農業学習で優先的に取り上げるべき農業部門である。また、米作りに関する学習は、小学校6学年歴史学習、中学校社会科地理的分野・歴史的分野でも展開されるため、小学校5学年で米作りについて学習する必要性は高い。3) 米作りは、栽培・生産から加工に至る過程が複雑であり、児童が理解するには困難性を有している。そのため、体験学習を実施することが望ましいが、授業時間数確保や広範な捉え方で取り扱うためには、他教科・領域との連携、特に総合的な学習の時間の活用が必要である。また、有機廃棄物のわら・もみがら・ぬかは学習対象になっていないが、今後の活用が望まれる。4) 米作りに関する体験学習には、主として、校内に水田を設けて実施する方法、校外の水田に出向いて実施する方法の二つがある。体験学習を補う方法として、グリーンツーリズムのプログラムの活用も期待される。}, pages = {1--13}, title = {小学校社会科における米作りを中心とした農業学習の意義}, volume = {15}, year = {2014} }