@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012764, author = {金, 亜民 and 渋谷, 真樹}, journal = {教育実践開発研究センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本稿では、在日教員5人へのインタビューから、教職に就くまでの経緯や教育実践、教育観などが在日であることといかに関連しているのかを分析した。対象者たちは、教師との出会いや学校生活の中で、在日であることを熟考していた。在日であることを引き受けていく過程で、教員志望を強めていった事例が複数あった。また、対象者たちは、自身の存在や実践を通して、子どもに異文化を伝え、多文化共生能力を育てようとしていた。在日教員は、在日の子どもたちに安心感やロールモデルを与え、民族性を伝承していると考えていた。在日教員は、多くの場合、在日である以上に教師として子どもに対応しているが、同僚や保護者からは、教師よりも在日としてみられることがあった。多文化的な教員がよりよい教育を行うためには、マイノリティ教育の充実や、マイノリティ教員のための研修機会、日本の学校や社会の変革、外国籍教員の処遇の改善が必要である。}, pages = {89--98}, title = {日本の学校における在日教員の実践と意義 -在日教員のライフストーリーから-}, volume = {21}, year = {2012} }