@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012847, author = {小柳, 和喜雄}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、養成と採用の緊密な連動にパフォーマンス評価が用いられてきている米国の取り組みに目を向けている。米国では、2013 年より、CertificationとLicensureの取得に共通するパフォーマンス・アセスメント(edTPA )を用いる取組が進められている。しかしこのedTPA には、その運用に関わって賛否の論議がある。本研究では、このedTPAの論議の地図を作成することで、米国で進められているパフォーマンス評価の運用方法についてより詳細に検討している。そして現在生じている問題点にも目を向け、教員養成でパフォーマンス評価を用いる際に何に留意して、その可能性を引き出し運用していく必要があるか、論議から見えてきている課題を明らかにしている。結果として、例えば、カリフォルニア州で蓄積されてきた教員のパフォーマンス評価(PACT)の経過の説明とその効果から、妥当性と信頼性があることを根拠にedTPA を用いることの合理性を主張する論調があった。しかし一方で、edTPA が持ちうる問題性の指摘として、パフォーマンス評価を用いていながら一般化された教育の方法の取得評価に目が向き、説明がつきにくい判断を要される場面での対応行動に評価の目が向けられていないこと。edTPA を受講している学生の行動や意識を見ると、 ポイントを稼ぐこと、ポートフォリオを単純に埋めている傾向が見られること、などが明らかになった。}, pages = {1--10}, title = {米国のedTPAの取組についての論議に関する研究-養成と採用と研修でパフォーマンス評価を用いる可能性の検討-}, volume = {3}, year = {2017} }