@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012872, author = {稲垣, 希望}, journal = {奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」}, month = {Mar}, note = {"本研究では、ヴァルネラビリティの高まりや、二次的障害の発生が危惧されているADHD傾向のある児童(A児)への教育的支援として、Demchak, M.A. and Bossert, K.W. (1996)の「機能的アセスメント」を参考に応用行動分析の視点から個別的な介入を行い、東(1997)の理論をもとに開発した「虫退治技法を取り入れた授業」を学級集団へ導入し、その効果を検討した。その結果、A児の問題行動の機能や獲得すべき代替行動が明らかとなり、A児自身が、虫というかたちで問題を外在化するスキルを身に付け、学級の児童らはA児を受け入れ、問題行動に対する認知が変容したことが明らかになった。さらに、A児は、虫退治技法の考え方を学習し、代替行動の一部を獲得することができた。よって、虫退治技法の考え方が、代替行動の獲得に影響を及ぼすことが示唆された。"}, pages = {41--50}, title = {ADHD傾向のある児童への教育的支援-応用行動分析の視点から-}, volume = {9}, year = {2017} }