@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012893, author = {喜多村 , 美香 and 石田, 正樹 and Kitamura , Mika and Ishida , Masaki}, issue = {18}, journal = {奈良教育大学自然環境教育センター紀要, Bulletin of Center for Natural Environment Education, Nara University of Education}, month = {Mar}, note = {本研究では、収縮胞複合体を構成する膜区画間での膜融合の動態を可視化するために、脂質親和性の高い蛍光色素であるFM 4-64 を用いてゾウリムシの膜を染色した。FM 4-64 による蛍光標識観察により、次に示す3 つの新しい知見が得られた。1) 収縮胞の収縮期には、収縮胞膜が萎縮した場所に、FM 4-64 により標識される比較的蛍光強度の高い部分が出現する。2) 収縮胞の側方からの観察によれば、この蛍光強度の高い膜の集積は、収縮胞複合体の骨格として存在する微小管束に沿って存在している様に観察される。3) 収縮胞膜と瓶状部膜の融合直後に、収縮胞からより遠位の瓶状部から蛍光強度が上昇することが確認された。これらの観察結果は、収縮胞膜や瓶状部膜が他と融合し内部の溶液が移動する場合は、融合サイトから遠位の方からの膜の萎縮を伴うことを示唆していた。また、これらの萎縮した膜は、微小管の配向するその場にとどまっている様に観察された。}, pages = {1--7}, title = {脂質親和性プローブを用いたゾウリムシ収縮胞複合体膜の動態解析}, year = {2017}, yomi = {キタムラ, ミカ and イシダ, マサキ} }