@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00012965, author = {吉村, 雅仁 and 南, 美佐江}, journal = {奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」}, month = {Mar}, note = {本稿では、しばしば批判もなされる日本の現在の外国語教育政策の諸問題をまず特定し、それらの諸批判に応えながらも現制度で受け入れられるような、英語の授業実践を検討する。具体的な目標は二つあり、一つは中等教育の英語授業において、基本的に授業での英語運用を実現しながら多様な言語を扱う方法のモデルを示すこと、もう一つはこの実践の効果がどの程度期待できるのかを、言語意識の変容に関わる生徒たち自身のふりかえりを通じて明らかにすることである。結果としては、(1)「道具としての言語」と「対象としての言語」双方の言語観から、複言語主義の理念に加えて言語意識教育の内容を対象として中等教育における授業単元を構想、CLIL 式の方法で実践し、一つのモデルを提示することができた。また、(2)KHCoder を用いた計量テキスト分析により、言語意識教育で目標とされる、言語そのものの特性やそれに関わる事象の知識理解、意識、認知、感受性を多くの生徒たちが深めていることを明らかにし、今後の同様の取組による効果への見通しを示した。}, pages = {11--20}, title = {多言語を扱う英語授業の試み:日本の中等教育における言語意識教育と期待される効果}, volume = {10}, year = {2018} }