@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013005, author = {出口, 拓彦}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {授業における規範逸脱行動の規定因について,自分および他者の規範意識等に着目しつつ縦断的に検討した。大学生を対象に質問紙調査を実施し,自分および他者の規範意識と逸脱頻度,行動基準,適応感等を測定した。10月には240名分,12月には10月の回答者との対照が可能な123名分の有効回答を得た。分析の結果,自分の規範意識や行動基準,他者の逸脱頻度が,自分の逸脱頻度を規定している可能性が示された。ただし,10月における他者の逸脱頻度と12月における逸脱頻度との関連は限定的なものであった。また,他者の規範意識(「推測」「実際」双方)には顕著な影響は見られなかった。さらに,自分の逸脱頻度は,「学業に対する適応感」には負,「対人関係に対する適応感」には正の影響を及ぼすことが示唆された。一方,他者の逸脱頻度は,10月と12月の「学業に対する適応感」にのみ弱い負の関連が示され,徐々に否定的な影響を及ぼす可能性が考えられた。}, pages = {119--127}, title = {授業での規範逸脱行動における自分および周囲の他者が持つ規範意識の影響に関する縦断的研究}, volume = {4}, year = {2018} }