@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013248, author = {小金沢, 健太}, journal = {奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」, Bulletin of School of Professional Development in Education (SPDE), Nara University of Education}, month = {Mar}, note = {従来、比べ読みは教科書掲載の主教材の学習後、発展課題として副教材が扱われるような「発展型比べ読み」が多かった。しかし、発展型比べ読みは授業難易度が高くなるため成績下位群の児童には苦痛であったり、授業時間が肥大化したりといった課題があった。そこで本研究では副教材を学習した後に主教材を行う「前行型比べ読み」を実践する。副教材を既習教材にすることで系統性を担保し、比べ読みの課題であった授業時間の肥大化の解消をねらった。実践では小学校第6学年を対象に『スイミー』と『海のいのち』を比べ読みさせた。テストの学級平均点は98.9点で、全ての児童が全国平均点の86点を超える等、一定の学習効果が見られた。授業後に行った調査の「『スイミー』と『海のいのち』を比べることで授業は分かりやすくなったと思いますか」の問いには83%の児童が「分かりやすかった」と回答しており、前行型比べ読みが学習の助けになることが示唆された。}, pages = {11--20}, title = {既習教材を用いた物語文の比べ読み指導 - 『海のいのち』と『スイミー』に焦点をあてて -}, volume = {11}, year = {2019} }