@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013280, author = {松原, 未季 and 本山, 方子}, issue = {5}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本論文の目的は、教師は幼稚園3歳児の対人葛藤場面において、幼児の発達や葛藤状況に応じてどのように援助しているのかということを明らかにするということである。教師は、第一に3歳児の対人葛藤場面において、幼児の不安や混乱を受けとめつつ、解決法を示唆したり、当事者同士の心的状態の相互理解、及び、当事者同士の関係修復を試みていた。第二に、葛藤に直接通ずる援助を控え、片付けや準備を促すような介入を示して、ルーティンの理解や気持ちの切り替えを優先することもあった。第三に、他児の介入を取り入れながら援助し、周囲の幼児による他児の葛藤への気付きを促していた。第四に、いざこざが多い園児にかんしては、周囲の幼児からの見方が固定的にならないような工夫がなされていた。これより、教師は3 歳児の対人葛藤場面において、幼児の発達状況、他児への影響、仲間関係など様々なことを考慮して柔軟に援助していることが示唆された。}, pages = {165--174}, title = {幼稚園3歳児の対人葛藤場面における教師の援助}, year = {2019} }