@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013360, author = {豊田, 弘司 and 多根井, 重晴}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、大学生を対象にして、2席と3席が向いあう座席配置の仮想場面における座席選択、情動知能、及び自己関連づけ傾向の関係を検討することであった。また、エゴグラム及び学業成績との関係も検討した。その結果、座席位置と情動知能の関係においては、情動知能のいずれの下位尺度においても座席との関連性は見いだせなかった。しかし、自己関連づけ傾向との関係は,3席の真ん中の座席を選択した者は他の座席を選択した者よりも自己関連づけ得点の高い傾向が見いだされた。さらに、2席と3席を比較した分析では、エゴグラムのAC得点に有意傾向差が見いだされ、学業成績との関係でも統計的に有意ではないが、2席の一方を選択した者が、3席のいずれかを選択した者よりも学業成績(定期試験得点)の高い可能性がうかがえた。この結果は、座席選択が個人の適応的な特徴を反映し、その適応的な特徴が認知的遂行にも反映される可能性を示唆した。}, pages = {9--14}, title = {座席位置、情動知能及び自己関連づけ傾向の関係}, volume = {6}, year = {2020} }