@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013432, author = {世良, 啓太 and 森山, 潤}, issue = {1}, journal = {奈良教育大学紀要. 人文・社会科学, Bulletin of Nara University of Education. Cultural and Social Science}, month = {Dec}, note = {中学1~3年生計476名を対象に,森林資源を活用する技術の今後の在り方について意思決定をさせ,技術評価時に着目した観点を分析した。その結果,意思決定の割合は,「否定群」(78.9%),「葛藤群」(10.9%),「肯定群」(9.5%),「不明群」(0.7%)となった。意思決定に影響する技術評価観点について判別分析を行なったところ,「代替技術」等に着目した技術的な視点の影響は限定的であり,肯定的意思決定では「科学史的な背景や経過」等に着目した歴史的・文化的な視点,否定的意思決定では「資源・材料」等に着目した現実的課題憂慮の視点が意思決定に重要な役割を果たしていることが示唆された。上記より,森林資源を活用する技術の今後の在り方を取り上げて技術評価に関わる学習を行う際には,生徒が限定的な視点ではなく幅広い視点に着目した上で技術評価が行えるように,教員は各視点を万遍なく題材や指導の力点に位置づける必要性があることを指摘した。}, pages = {169--175}, title = {森林資源を活用する技術の今後の在り方に対する中学生の技術評価と意思決定}, volume = {69}, year = {2020} }