@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013575, author = {岩本, 廣美 and 栗谷, 正樹}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要, Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation}, month = {Mar}, note = {本研究は、1960年5月24日に日本各地を襲ったチリ地震津波の襲来及び被害の状況に関する記録や記憶について、沖縄県北部の名護市真喜屋地区と大宜味村塩屋地区の事例を中心に明らかにするとともに、名護市や大宜味村ではチリ地震津波に関して小学校社会科学習用に教材化がどのように図られているか、その状況を検討したものである。研究の結果、チリ地震津波に関する記録は多数残されているが、被害に関する統計と住民の証言記録の内容が一致しない場合があるなど一部で齟齬が見られた。また、概ね10才以上でチリ地震津波を実体験した人は、その記憶が約60年経過した今日も鮮明であることもわかった。小学校社会科副読本におけるチリ地震津波に関する教材化の状況は、津波による死者があった名護市では具体化されているが、大宜味村では記述がわずかであり、津波への危機感が乏しいことが想定された。}, pages = {17--26}, title = {自然災害の記録・記憶とその教材化 - 沖縄島に襲来したチリ地震津波の事例 -}, volume = {8}, year = {2022} }