@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013576, author = {宇田, 秀士}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要, Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation}, month = {Mar}, note = {沢野井信夫(1916-1990)は、関西地方を中心に画家・デザイナー・編集者として活躍したが、「あそび」を冠した美術教育に関わる題材アイディア集も出版した。表現者としての活動のほか出版・編集を手がけた関係で、交友関係も広く、学校現場との交流も窺える。沢野井は学校現場の美術教育に直接関わったのではないが、一連の「あそび」著作は、自らの芸術体験をふまえた美術教育の構想と捉えることができる。本研究では、沢野井の美術教育構想の基盤や背景に関して、沢野井の辿った軌跡、発表作品、著作などをふまえ、実証的に考察した。その結果、赤松麟作、長谷川三郎への師事を経ての新文展・日展及び自由美術家協会展覧会への出品などの創作活動、児童書の表紙絵・挿絵制作、大阪大丸百貨店での出版やデザインの業務、それらを通じての人的交流が構想の基盤としてあり、第二次世界大戦後の民間美術教育運動がその背景としてあることを確認した。}, pages = {27--36}, title = {沢野井信夫の「あそび」を活かした美術教育の構想 (1) - 沢野井信夫の構想の背景について -}, volume = {8}, year = {2022} }