@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013579, author = {栗谷, 正樹 and 中澤, 静男}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要, Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation}, month = {Mar}, note = {本稿では、1970年大阪万博のテーマ展示プロデューサーであった岡本太郎と彼がデザインした《太陽の塔》に着目したESD教材の開発と検討を行った。大阪万博が、科学技術の進歩や国力の誇示を競い合う従来路線であったという評価がなされたなかで、岡本太郎は、近代化や科学技術で進歩した「未来は、明るいものであるとは限らない。」と警鐘する展示を展開した。岡本太郎のメッセージが、高度経済成長期の日本で理解されることは難しかったものの、展示で扱われた生命や人々の多様性と尊厳、公害、人種差別などは現在も解決が求められるSDGsの目標に通ずるものである。2025年大阪・関西万博は、SDGs達成に向けたこれまでの進捗を確認し、達成に向けた取り組みを加速させる場とされていることから、岡本太郎が《太陽の塔》を含めたテーマ館展示に込めたメッセージをESD教材として活用することは有効であると考える。}, pages = {55--63}, title = {《太陽の塔》を題材にした ESD 教材開発の検討}, volume = {8}, year = {2022} }