@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013580, author = {森口, 洋一}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要, Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation}, month = {Mar}, note = {河崎なつ(1889―1966 河崎ナツ、河崎夏子と表記される場合もある)は、戦前は市川房枝らと共に婦人参政権獲得運動に加わり、戦後は参議院議員も務めた。日本母親大会の創設や原水爆禁止運動にも関わった社会運動家として、広く知られている。その一方で河崎は優れた教育者でもあった。奈良教育大学の前身校の一つである奈良県師範学校女子部を卒業後、母校でもある五條尋常小学校を振り出しに、東京女子高等師範学校や同校の研究科への進学を挟みながら、小樽女子高等女学校、東京女子高等師範学校、東京女子大学、女子英学塾(現在の津田塾大学)、文化学院、白梅学園短期大学などで教鞭をとり、専門とする作文指導には定評があった。河崎について論じた文献は、社会運動家としての側面に注目したものが多く見られるが、河崎の出発点は教育者であり、その終着点も教育者にあった。本稿では河崎の教育者としての歩みをトータルに俯瞰しながら、その原点を探っていった。}, pages = {65--74}, title = {教育者としての河崎なつの歩み -その原点を探りながら-}, volume = {8}, year = {2022} }