@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013601, author = {葉山, 泰三 and 谷口, 義昭}, journal = {次世代教員養成センター研究紀要, Bulletin of Teacher Education Center for the Future Generation}, month = {Mar}, note = {新型コロナウィルスに関わる諸問題をはじめ、世の中には解決困難な問題が溢れている。そのような現代社会において、未来を担う子どもたちが生きていくために身に付けなければならない大切な力は、自ら進んで課題を発見し、探究し、解決する能力や、新たなものを生み出す創造力である。奈良教育大学附属中学校科学部は、この能力をロボット教育を柱とする学習を通して獲得することを主な目的として活動している。本報告は、2021年度に取り組んできた活動の中から国際ロボットコンテストに焦点を当てて、その活動過程と成果を示す。本年度の国際ロボットコンテストWorldRobotOlympiad(以下WROと略す)の全国大会は、新型コロナウィルス感染対策のため、オンライン開催になったが、本附属中学校科学部はオープンカテゴリーで最優秀賞を獲得し、オンライン開催の世界大会に、日本代表として出場した。コンテストに向けて生徒たちは、ディープラーニング(深層学習)の理論を活用して鹿の糞だけを識別するた画像処理システムを開発し、識別した鹿の糞を回収し、バイオマス発電に利用するロボットを製作した。世界大会においては、開発したロボットについて英語でプレゼンテーションを行い、第6位に入賞した。さらに、創造的なアイデアやシステムを有しているロボットを開発したチームに与えられるCreativityAwardという特別賞も参加した全チームの中で唯一受賞した。この成果より、本校のロボット教育を通して、世界にも通用する創造力、問題解決能力、探究力などを効果的に育成できていることが確認できた。}, pages = {209--214}, title = {ロボット教育を通した創造力の育成に関する考察(第5報) - ロボットコンテスト世界大会での入賞を通して -}, volume = {8}, year = {2022} }