@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013651, author = {奥森, 裕香子 and 辻野, 亮}, journal = {奈良教育大学自然環境教育センター紀要, Bulletin of Center for Natural Environment Education, Nara University of Education}, month = {Feb}, note = {奈良教育大学自然環境教育センター奈良実習園において、哺乳類相を明らかにすること、園内に設置された電気柵と防鹿柵の効果を評価すること、ニホンジカとイノシシの侵入の季節性を明らかにすることを目的として、2015 年 3 月から 2021 年 10 月にかけてカメラトラップ法を用いて調査した。奈良実習園内ではニホンジカ Cervus nippon、タヌキ Nyctereutes procyonoides、イノシシ Sus scrofa、アナグマ Meles anakuma、アカギツネ Vulpes vulpes、アライグマ Procyon lotor、ハクビシン Paguma larvata、シベリアイタチ Mustela sibirica、イエネコ Felis catus、ニホンテン Martes melampus の合計 10 種のべ 1,865 個体が撮影された。ニホンジカの撮影頻度指数 (RAI:撮影個体数/カメラ稼働日数×100 [個体/100 カメラ日]) は、防鹿柵および電気柵の外で 35.94、電気柵内で64.34、防鹿柵内で 0.00 であり、イノシシの RAI は、柵外で 8.70、電気柵内で 0.00、防鹿柵内で 0.17 であった。電気柵は、イノシシには有効であったが、ニホンジカや小型の食肉目にはそれほど有効ではなかった。防鹿柵は、ニホンジカとイノシシには有効で、木登り可能な食肉目にもある程度有効であった。ニホンジカの侵入は冬季に集中し、イノシシは夏季から秋季に集中していた。}, pages = {29--36}, title = {自動撮影カメラで確認された奈良教育大学自然環境教育センター奈良実習園の哺乳類相}, volume = {24}, year = {2023} }