@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00013673, author = {中澤, 静男}, journal = {ESD・SDGsセンター研究紀要, Bulletin of Center for ESD and SDGs}, month = {Mar}, note = {本稿は、2021 年5月 31 日に策定された「我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関する実 施計画」(第 2 期 ESD 国内実施計画)、及び改訂された学習指導要領に即して、奈良への修学旅行を SDGs を学ぶ旅に変革することを目的とした研究である。SDGs の達成に貢献できる人を育てるのが ESD であり、ESD は学習者の社会づくりに関する価値観と行動の変革を促す教育である。そこで、古都奈良の文化財の 8 つの構成資産に ESD で育てたい価値観との関係性を調べたところ、すべての構成資産に何らかの ESD で育てたい価値観が内包されていることが明 らかになった。次に GAP で示された4つの視点との関係性を調べたところ、8 つの構成資産のうち、興福寺及び継承されなかった資産である平城宮跡以外の6つの構成資産に市民一人一人の行動変容が認められたことから、4 つの視点 の中でも、特に市民一人一人の行動変容が持続可能な社会づくりに必要であることが明らかになり、この2つの条件から東大寺大仏に関わる盧舎那仏造顕の詔と市民の対応、東大寺の修二会及び唐招提寺の鑑真の渡来、覚盛とうちわまき、 釈迦如来立像の胎内文書に関わるエピソードが、SDGs 教材として重要であることが明らかになった。そして児童生徒の記憶に残りやすい修学旅行の学習内容として奈良 SDGs 学び旅を提案した。}, pages = {51--58}, title = {古都奈良の文化財の SDGs 教材開発に関する研究}, volume = {1}, year = {2023} }