@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00007694, author = {梶原, 篤 and 前田, 久三代}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {奈良教育大学大学院教育実践開発専攻、カリキュラム開発専修のカリキュラム開発分野の情報・ものづくり教育系で開講している授業「ものづくり教育内容学(高分子材料と環境)」から派生した教育実践の試みをまとめた。高等学校の化学の授業で実験としてよく取り上げられる課題ながら再現性を確保することが難しい「銀鏡反応」を対象として選び、試行錯誤を繰り返して、「手鏡づくり」という教材として提案する。再現性に乏しい結果になる主要な問題点は、還元反応の際に振動を与えるとガラス表面への吸着が阻害されるという点と、還元剤としてのアルデヒドの濃度の調節にあると考えられた。実際に高等学校で授業として実施して、その結果の検討も行った。また、学生独自の取り組みとして、東アジア地域の教育支援活動を行う傍ら、現地の水を採取してその水質検査にも取り組み始めている。こちらも教材としての可能性があるので、現時点までに得られている結果を簡単に紹介した。日本の水がすべてにおいて不純物が最も少ないわけではないという結果である。}, pages = {155--160}, title = {化学反応のより明確な理解を目指した高等学校化学の「銀鏡反応」教材の開発}, volume = {15}, year = {2006} }