@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00008450, author = {圓尾, 奈津美 and 玉村, 公二彦 and 郷間, 英世 and 武藤, 葉子}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {軽度発達障害は、既存の障害とは異質な特徴を持つといわれる。そのため、軽度発達障害児・者のきょうだいは、身体障害・知的障害児・者のきょうだいとは異なる体験をすることが推察された。そこで、成人きょうだい4名を対象に、どのような体験をしながら生きてきたのかを明らかにし、理解することを目的に、半構造化インタビューを実施し、現象学的方法を用いてその体験を記述、解釈した。その結果、軽度発達障害児・者のきょうだいは、身体障害・知的障害児・者のきょうだいと異なり、気づきが障害認識に結びつき難く、長い者ではその狭間は10年に及んだ。加えて、対象者のうち3名が、発達障害者支援法が公布された2004年以降に障害認識を体験しており、社会情勢の影響があった。一方で、身体障害・知的障害児・者のきょうだいと同様の体験もしており、母親からの影響を受けて生きていることがわかった。そして、同胞のことを意識しながら将来について考えていた。}, pages = {87--94}, title = {軽度発達障害児・者のきょうだいとして生きる ―気づきから青年期の語りを通して―}, volume = {19}, year = {2010} }