@article{oai:nara-edu.repo.nii.ac.jp:00009693, author = {出口, 拓彦}, journal = {教育実践総合センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、教室における規範逸脱行動の発生過程について、ダイナミック社会的インパクト理論における派閥サイズモデル(e.g ., Nowak, Szamrej, & Latane, 1990)を援用して検討した。セルの状態変容をランダムに行う確率(N-prob)や「教室の広さ」等の影響について分析した。その結果、近傍距離範囲が10の場合「少数派の盛り返し現象」(高木, 2000)が発生し、N-probが.01となっただけで逸脱率は大きく上昇した。また、周囲の状況を参照せずに規範逸脱行動を行う確率が1.00や.50以外の条件では、N-probと規範逸脱行動の間に、正の関係と負の関係が混在する複雑な関連が示された。一方、近傍距離範囲が5の場合、累積的影響モデルをベースとした研究(e.g., 出口, 2009a)とほぼ同様の結果が示された。最後に、本結果の教育場面への応用について考察された。}, pages = {121--128}, title = {教室における規範逸脱行動の派閥サイズモデルを用いたシミュレーション}, volume = {20}, year = {2011} }